奔放な線描と大胆な色彩表現によって知られる洋画家・佐伯祐三(1898〜1928年)の旧居跡は現在、新宿区立『佐伯公園』となっています。
大正10年から渡仏する13年までと、大正15年から翌年再渡仏するまでの間、米子夫人とともにこの地で暮らし、祐三の死後は夫人が昭和47年に亡くなるまで住んでいました。祐三は「落合風景」を何枚も描いており、そのひとつは近くの落合第一小学校に寄贈され、現在は新宿歴史博物館で保管されています。
米子夫人の死後は、昭和48年に新宿区が買収し、50年に開園。面積約600平方メートルで、祐三が建てたアトリエがそのままの姿で静かな木立の中に保存され、ありし日の天才画家の生活をしのばせてくれます。 |